観劇代をもっと幸せに使いたい:「幸せをお金で買う」5つの授業感想

読書記録

「幸せをお金で買う」5つの授業という本を読みました。


観劇代、高いですよね。本に照らして幸せをお金で買えてるか考えてみました。

本を読んだキッカケ:毎月が手取り<クレカ支払い

2024年、仕事を一生懸命やってることを言い訳に、浪費をしていました。チケット、観劇に着ていく洋服、グッズ……毎月のクレジットカードの支払いが手取り以上の金額でした。ボーナスで補填してなりたってる有様。2025年から自分の生活を変えていこうと地道に頑張っています。

がんばるといっても、だらだらと節約や投資のYouTubeを見ることが大半をしめている感はあります…(汗)なかでも、好きなのが人気節約系YouTuberふゆこさん。彼女が、おススメしてたので、この本を読みました!

本の内容:買う前に自分に問う5つの原則

本の要点は、ふゆこさんのYoutubeで見られます。本自体もわかりやすく整理されてて、プロローグだけ読めばわかるように書かれていました。

いつものように500円使う前に、自分に質問してみましょう。「これってハッピーマネーなのか?」「これから使おうとしてるお金で最大の幸福が得られるだろうか?」

 原則1:経験を買う
 原則2:ご褒美にする
 原則3:時間を買う
 原則4:先に支払ってあとで消費する
 原則5:他人に投資する

観劇はHAPPY MONEY

観劇は自ずと3つの要素を満たしていると思います。

経験を買う
ご褒美にする
先に支払ってあとで消費する

経験を買う

スターの輝きにうっとりしたり、もりもり動く舞台装置や凝った舞台衣装に目をみはったり。この仕事(=舞台演出やお芝居)は私にはできない、すごい。いつも思っています、

劇場で、ゆっくりするのも非日常です。初めて行く劇場や遠くに数日いくときは経験感がかなり高まります。

ご褒美にする

日常の中で、次の週末は宝塚、来月は1789……と楽しみが飛び石のように配置されていると幸せです。

推しごとを飛び石っていう比喩は、津村喜久子の「デイス・イズ・ザデイ」という小説に出てきます。大学を休学してままならぬ日々を送ってる20歳くらいの女の子が、サッカーのチームを応援して生活のハリを得ている描写があるんです。休学で社会の大多数から外れていてる自分を、「ずーっとひとりで冷たい広い川を渡ってる感じ」と評した上で、

つまんないのが普通で、でもたまにいいこともあって、それにつかまってなんとかやっていく感じ。富士山の試合があってくれるということはさ、そういうとこに飛び石を置いてもらう感じなのね。

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私も大学を休学退学したことがあって、人と違うとこに流れちゃったけど、大きな社会の流れからは逃れられない感じがわかるから好きな一節なんです。

大学をやめてうん十年、現在はアホみたいにチケットを買ってしまうくらいにはお金を稼いではいて、仕事でヘトヘトになっています。

本質は今も若いころにドロップアウトしたときと同じだと思っています。仕事だけで疲れ果てて、社会の大多数が通る道から外れちゃってるのに、社会からは逃げられない感覚。

金があるからといって、毎週チケットとると、飛び石感より、義務感が高まる!

2024年7月、ベルばらのチケットを必死にかき集めて、毎週宝塚大劇場に足を運んでました。

今となっては良い思い出ではあります。ただ毎週は過剰でした。ベルばらは、好きなシーンと虚無に感じるシーンの落差が激しいんです。虚無セリフを聞きながら目を閉じていたことも多々。観劇後毎回、植田紳爾さんの脚本の悪口をXに書いていました。

逓減効用、観劇にもあります。ビールは最初の一杯がうまいというヤツです。でも、さきあや、何度も見たかったんだ。さきあやは何度見ても違って何度見ても素晴らしかった。だが、チケット代からの総合的な幸せのひきだし率はさがりました。

「ご褒美にする」原則をまもった観劇スケジュールを組みましょう。

先に支払ってあとで消費する

舞台のチケット、どうやって買いますか?

私は、JCBやVISAのチケットサービスから買っています。正直あんまりいい席は配置されていない気はしますが、観たい公演のチケットを早めに確保できてほっとします。

たとえば、2025年3月SIX→2024年9月抽選でゲット。2025年4月Bonnie&Clyde→2025年1月先着でゲット。2025年4月27日は、JCBチケットで8月~9月の月組ガイズアンドドールズの抽選締め切りです。観劇日は、「チケット代を払う」ストレスがありません。引き落としはかなり昔に済んでるので、無料で見れている感覚さえあります。

本では、先払いで幸せの要素として、3つを満たすとマジで幸せ!とされていました。

  1. 支払ったものに対してよだれがでるほど楽しみになり実際に消費した際に喜びが増す場合
  2. 支払ったものに対して期待がふくらむような要素を見つけられる機会が提供される場合
  3. 消費する経験自体はかなり短時間に終わってしまう場合

観劇は満たしてますね。

1 はやく推しを観たい 2 公式サイトから、小出しにされる配役やお稽古情報、やっぱり楽しみにしてしまいます。スカイステージも期待膨らませ要素です。3 観劇は3時間で終わります。

もっとHAPPYにお金を使うには

本を読んで知ったのは、経験を買うときも、人とのつながりを得られるものがいいってことです。

観劇の美点は、ひとりで前むいて観ていれば楽しめるところだと思いません?わたしは結構ひとり観劇をしています。

人とのつながり=もっとほかの人と一緒に行く

ひとりで前むいてたいけど、会社の人が宝塚に興味を持ってる場合誘ってみるようにしてみましょう…。たまに関心をもつ人がいて、チケットの買い方は教えてあげるけど、一緒には行かない姿勢をとっておりました。たまにはいいかもしれない?

ご褒美にする=複数回見過ぎない

わたしの観劇スタイルを確立するにあたり、過度に何度も見るのは避けようと思います。

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