宝塚劇の殿堂

宝塚大劇場の2階と3階にわたりある。2階は「殿堂ゾーン」で、レジェンド~って感じの展示。足早に通りすぎてしまう。
3階がおそらく大多数の人にとってのメインで、「企画展ゾーン」「現在の宝塚歌劇ゾーン」
主に前回の組公演の衣装や小道具、舞台写真が展示されている。
私は毎回行くわけでないが、好きだった公演や好きなスターのときは張り切って行ってます。
キャトルレーブ横のエレベータで2階へいき、でて右に曲がれば行ける。
2回公演時は、9:30から入れる。今回、2025年4月10日9時半に行ってきた。とても空いててゆっくり見られた。すごくよかった。
雪組 「ベルサイユのばら」
前回の雪組公演『ベルサイユのばら』の衣装、小道具、舞台写真などを展示。
彩風咲奈、夢白あや、朝美絢が使用した豪華絢爛な衣装が華やかに演出いたしております。
よかった……!
階段で、3階へあがっていくときに、感動。
写真を貼っていいのか、わからない。
フェルゼンとマリーのピンクの衣装が並んで展示されていて、後ろ姿がキラキラと階上にあるの。涙にじむ。さきあや大好きで公演に通った日々がよみがえる感じ。
フェルゼンとマリーの衣装デザイン画とオスカルのデザイン画
衣装デザインの担当は加藤真美先生。デザイン画を見ることができるんだが、フェルゼンとマリーは色々表情やポーズもつけてあるのに、オスカルは塗り絵だった。オスカル、ずっと軍服だったが、オスカル…少しかわいそうと思った
彩風咲奈さんの脚が長い
スターブーツが長すぎる。ズボンが長すぎる。特にフィナーレの大羽の衣装、足が長い。
ジェローデルとアランのサーベル
小道具の展示も色々。フェルゼンのリボンたち、ステファン人形、「御覧なさい♪」のときのシャンシャン、仮面舞踏会の仮面、監獄のマリーのスープなど。
その中でも、私のときめきは、ジェローデルとアランのサーベル。
ジェローデルのサーベルは持ち手が金色でキラキラしているんだけど、アランのは持ち手は茶色で質素な素材。
アランたちが、衛兵隊の剣を売ってその日のお金を得て、オスカルが激おこ、庶民の暮らしを知るエピソードがよみがえる。
そして、眞ノ宮るいさん演じるアランが、オスカルが死んだあと、剣を掲げて涙をこらえるシーンがありありと蘇って泣く。
平日開演前の3階は空いてる
劇場が改装されてベンチが増えたとはいえ、座ってゆっくりできるスペースはすぐ埋まってしまう。
3階の殿堂出口のあたりは、以前のテラス前にあった椅子がたくさん置いてあった。前からこんなに置いてあったっけ?増えた?とにかく空いている。夏の間は、ファンクラブの人のチケだしがやってたけど、今回はいらっしゃらず。とてもゆったりでした。お勧めの場所。殿堂いかなくても、階段やエレベータであがってくることができます。
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